講師紹介

ご挨拶

 

 この度は、数あるヴォイストレーニングや声楽のお教室サイトの中から、こちらをご訪問いただきまして、本当にありがとうございます。現役で演奏家として活動を行いながら、声楽とボイストレーニングの講師をしております。

 

 3歳でピアノを習い始めて以来、音楽はずっと私の近くにありました。

子供の頃は夢がたくさんあって、習い事もずいぶんといろいろさせてもらいましたが、小学校5年からのクラブ活動では、なぜか習ったことなど全然なかった演劇クラブに入り、卒業アルバムの将来の夢の欄には『音楽関係の仕事』と書きました。

 

 どこで何を見た影響なのかわかりませんが、母に聞いたところによると、音楽劇というものを初めて観たのは、3歳になるかならないかの時に見た宝塚歌劇のようで、その後の幼少期の写真の多くは、バレエのアラベスク的ポーズで写っております。とにかく、幼ない私には相当に強烈な印象を、宝塚歌劇に与えられたのだろうと思います。

 

 こうして今考えると、音楽、そして歌うことは大好きですが、私はたぶんそれ以上に舞台芸術・音楽劇・劇場という場が好きなのだと思います。

 

 音大でオペラを学びながら、劇場で客席案内やチケットもぎりのアルバイトをしていた頃、この国で劇場を仕事場にするには、私は何をしたらよいのだろう、とぼんやりと思っていました。そしてちょうどその頃、日本に初めての国立オペラ劇場ができ、その後運良く劇場専属の合唱団員となることができました。

 

 それから20年あまり、本当にたくさんの舞台に立たせていただき歌い演ずることができて、私にとって正に夢のような毎日を過ごしてまいりました。

 

 劇場での仕事を離れた今、これまで私が経験し学んできた、『歌うことで、心と身体が健やかでハッピーになること』『歌と舞台を愛する方の夢を叶えること』のお手伝いをさせていただけたらと思っております。 

 

 

 

                       三浦 志保

 

 

三浦 志保

Shiho MIURA


略歴

横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校、横浜平沼高等学校卒業。国立音楽大学音楽学部声楽科及び同大大学院声楽専攻オペラコース修了。東京二期会研修所マスターコース修了、劇団四季オーディション合格、新国立劇場合唱団所属(1998~2020)

荒川区民オペラ、横浜シティオペラ、江戸川オペラ協会など都内近郊のオペラ団体にて『フィガロの結婚』スザンナ『ラ・ボエーム』ムゼッタ『魔笛』パミーナ,パパゲーナ『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役などで出演のほか、新国立劇場においてもカバーキャストなどを務める。

春日洋子、奈良場恒美の各氏にピアノを師事。吉岡巌、岩崎由紀子、宮原昭吾、市川由紀子、渡邊誠、飯田純子の各氏に声楽を師事。美山夏蓉子氏にジャズ歌唱を師事。

現在 昭和音楽大学舞台芸術学科ミュージカルコース講師、及び同大学附属音楽バレエ教室声楽講師、日本オペラ振興会藤原歌劇団所属。